ウィザードリィを軽く解説でもしてみる

 ここんとこ大ハマリのウィザードリィ、つってもかなり古いゲーム(1作目が発売されたのは1981年)だから知らん人のが多いよなー、と思ったので簡単に解説してみます。
 とは言えまだクリアしたわけじゃないから間違ってたりするかもだけどまぁそん時はそん時で。


 まぁ下の動画見るんが話早い気もする。










 うわぁこの人、僕よりキツそうな縛りでプレイしてる…結構やり込んでる人なんだろうなー。
 ちなみにプレイしてるのはウィザードリィシリーズの1〜3作目がセットになって収録された「リルガミンサーガ」のPS1版です。これ売ってなくてわざわざアマゾンで中古のん買ったんよな…


 上の動画見ればわかるように、6人まででパーティ組んでダンジョンの中を探索する3DRPGです。世界樹の迷宮とかをもっといじわるにした感じのゲーム。


 どの辺がいじわるかと言うと




 ・さあ迷えと言わんばかりの構造のダンジョン、複雑なだけでなく落とし穴、隠し扉、一方通行の扉、ワープゾーン、真っ暗で何も見えないダークゾーン、方向を見失う回転床、などで今自分がどこにいるのか、どう行けば戻れるのかがわからなくなる上、現在地を調べる魔法は当然使用回数に制限がある。


 ・強力な装備品などのアイテムを得るにはモンスターを倒した後に落とす宝箱しか無いんだけど、その95%ぐらいにはトラップが仕掛けられていてトラップ解除に長けた盗賊や忍者がいないと開けるのが恐ろしいレベル。盗賊がいたとしてもトラップ解除失敗してダメージ、いやダメージならまだいいけど最悪テレポーターでかべのなかへワープ→即全滅、全キャラ消失もありうる。


 ・ダンジョンから脱出する魔法はかなりレベル上げないと覚えない上、使うと装備品含むアイテムの大多数を失う。


 ・どれだけ用心してても敵の不意打ちなどを食らって一人二人死ぬ事はよくある。


 ・毒攻撃をしてくる敵やトラップが多いのに毒消しやHP回復のアイテムが妙に高い。


 ・キャラが死ぬと僧侶の魔法か街にあるカント寺院で高いお金払って蘇生するしかないが、蘇生に失敗して灰になる事もある(お金は返ってこない)。


 ・キャラが灰になった場合も僧侶の魔法かカント寺院で通常の蘇生の2倍のお金払って蘇生してもらうしかないがやはり失敗する可能性がある。ここで失敗するとそのキャラは完全に消滅する(そしてお金は返ってこない)。


 ・パーティが全滅した場合、街へ強制帰還ではなく全滅した場所に死体が残る。全滅したキャラを助けるには新たなパーティを組んで助けに行かないといけないが、死体を回収するためにパーティに空きを作る必要があるため6人ではなく5人以下で行かなければならない。6人で行って全滅する場所に5人以下で行くので当然二次遭難の危険性も高い上、助けてもキャラの持ってるアイテムやお金はほとんど無くなってる(PS1版はまだマシでPC版やファミコン版だとせっかく助けに行ったのに死体が消失してる事もある)。更に先に言ったように蘇生に失敗する可能性もあるのでそうなるともうふんだりけったり。また、テレポーターでかべのなかにいるパーティは助ける事はできない。


 ・なのでリセット超大事。




 …とまぁ書いてるとすごいクソゲーっぽいんだけど、このちょっとのミスで今までの苦労が全部消えちゃうかもしれん緊張感が最近のゲームに無いものをくれるっていうかゾクゾクしちゃう…
 その上今回は「ノーリセット、ノー攻略情報、オートマップオフ、新規キャラクターのボーナスポイント9ポイントまで」縛りを追加してるのでもうマゾゲーとしか言いようがない。ヤバい。楽しい。ふへ、ふふへへへへへ。(酸素欠乏症にかかったアムロの親父みたいな目で


 あ、ちなみにマッピング





 全部手書きです。せっかく古いゲームやるんだからアナログに行かんとね!




 まぁそんなこんなで大変楽しいので皆もやればいいと思うよ!