富野由悠季の世界展行ってきた(12月10日の話)

そうだ、富野由悠季の世界展に行こう。

 

火曜の朝、こたつ・寝落ちから目覚めて唐突にそんな気分になったので神戸にある兵庫県立美術館まで行ってきました。10月からやってるのに行く気分になるの遅すぎでは…?

 

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11時前ぐらいに着いて、で事前に展示物めっさ多いから時間多めに見といた方がいいよ的な情報は得ていたので

 

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美術館のすぐ裏の海沿いの公園でお昼食べてから会場入り。

 

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この右側の∀の絵、めっっっっっっちゃ好き。

 

 

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なんか記念撮影用のパネルがあったけど、写真を撮ってくれる人はいない…(係員に頼めばいいのかもだけどなんかそんな勇気はなかった)

 

こっからは撮影不可っぽいエリアだったので文字だけだけど、中に入る時の暗い階段のとこ、四方の壁に富野アニメの映像が映ってて「ここだけでしばらく居れるな…」ってなった。まぁすぐ入ったけど。

最初荷物(鞄と上着)を抱えたまま入ったんだけど入ってすぐ、「これは”長い戦い”になる…この戦いにコイツらを連れて行くと後悔する事になる…ッ!」って予感で一杯になったので係の人に断って一回コインロッカーに荷物預けてに出てから再入場。

その際に入場料とは別で600円払うとGレコのベルリ生徒とアイーダ様が解説してくれる音声ガイドの入った端末をレンタル。最初入った時は別にいいや思ったけどやっぱ…せっかくだしな!

 

で、中だけどいやもうなんかものすごい情報量だった。1日で全部を追うのは不可能…

長くても4時間ぐらいかなって思ってたのに気がついたら6時間ぐらいいた。それも閉場時間が迫ってたからって理由で出たので、それが無ければもう1~2時間、いや体力が保つならもう3~4時間はいたかったな…

てか時間配分をもうちょい考えてから観れば良かった。前半はじっくり観られたけど後半はちょっと駆け足気味になったのもったいない。∀ガンダムの油絵の原画とかもっとじっくり観たかった…

 

監督の子供の頃の話ってのは全然知らなかったので、お父さんが与圧服の研究してたとかあってこんな所にルーツが!ってなってしょっぱなからテンション上がった。

当たり前の話なんだけど監督にも子供時代があったんだな…って思えたのがなんか嬉しかった。あの監督が!こんな子供みたいな字を!!いやまぁ書いてる内容は結構レベル高いんだけど…てか60年70年前の物が普通に出てくるってすごいな!?

合間合間に椅子に座って映像を観るコーナーがあったのでちょいちょい休みながら観ていった。いやー、もうこれ途中にカフェとか欲しいな…のど乾いた…あと音声ガイド端末のイヤホンつけっぱで耳が痛い…(外せばええやんといちいちつけたり外したりすんのめんどいがバトルしてる)とまぁコンディションはいまいちだったけどそれよりも楽しいが先行してずっと観てた。

 

なんか色々新しい発見があったような気がするけどいざ書こうとすると思い出せないな…えーっと、そうそう、キングゲイナーのオーバーマンのコックピットシートの後ろから伸びてる黒い線、背骨や肋骨のイメージやったんやな…全く気にしてなかった…

とか

ザブングルちゃんと観た事なかったけど動いてるとこすっげー良いな…なんか皆かわいい…

とか

女みたいな名前をコンプレックスに感じて男らしくあろうとしたカミーユが最後は女の力でシロッコを倒す的な事書いててなるへそなってなった

とか

∀のビシニティとかの位置初めて知ったぜ

とか

しかし富野アニメの主人公はとことん親に恵まれないな…

とか

色々あったけど、何より絵コンテとかセル画とかポスターとかの原画が観られたのが嬉しかった。イデオンとダンバインとザブングル、絵のくせが強いというかやっぱちょっと時代を感じる絵であんまし好きくないなぁ思ってたけど実際にイラストや動画で観るとこう印象変わるというか、結構良いな…ってなった。特にザブングル、ポスターに使われたイラストがもう元気いっぱい溢れててすっげー好きな感じだった。Dr.スランプに近い感じというか。あと修正ペンで消した跡とか見えると「あ、この化物みたいに絵の上手い人たちでも失敗するんだ」ってなって安心するよね。(邪心)

ところで音声ガイドの脚本って誰が書いたんだろう。ベルリ生徒が地味に監督ディスってたから監督本人なんかな…先日観た劇場版の時点ではまだアイーダ様とベルリ生徒は仲良くないけど音声ガイドでは仲良しなのでなんかほっこりした。

 

てか平日の昼間なのに結構人が多くてびっくりした。混雑してるってほどでは無いんだけど、人が途絶える事もない感じで…へへ、なんか嬉しくなっちまうな…

 

18時で閉場だけど最後にグッズ売場も見たいから17時半に会場を出てお買い物した。そういや最近通販で買うのが多いからなんか久々にお買い物した!て気持ちになった。

 

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左からパンフに図録(めっちゃ分厚い)、クリアファイルにポストカードに右端のこれは何だ…額絵って何…?で手前のがキーホルダーとシャーペン。合わせて1万円ぐらい。まぁ図録が4000円、パンフが2000円やからな…

 

絵が動いてかわいい。

 

会場限定カラーのガンプラもちょっと欲しかったけど荷物多くなるのもお金使いすぎなのもアレだったし何より家にまだ組んでないガンプラあるしな…ってなったスルーした。色が違うだけなんだし、どうしても欲しかったら自分で通常カラーのをペイントすりゃあいいんだよ!

 

で、グッズ売場から出ると

 

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こんな感じの一緒に写真撮影しようぜポイントが続いてた。まぁ一人で来ているので以下略。

いやでも、一人で来て良かった。これ誰かと来てたらその人の「もう疲れたから早く帰ろうぜ」オーラに負けて悔いの残る結果になる所だったな(そもそも富野展行こうぜって誘える相手がいないが)…6時間いて結構クタクタなんだけど心はフルチャージって感じだったので帰りはさくさく…駅までの坂道しんどいな…鞄の中の図録の重さが肩に染み込むぜ…

 

 

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まぁそんなわけですっっっっっげー楽しかった。今後は島根、青森、富山、静岡っていう、東京名古屋スルーの謎ルートで各地を回るらしいので行ける範囲にいる人は行ったらいいんちゃうかな!

 

 

・富野由悠季の世界

https://www.tomino-exhibition.com/