去年やってた映画、スペース・スクワッドがアマゾンプライムビデオに来てたので観た。
宇宙で警察な2大特撮作品のコラボって事で楽しみにしてたんだけど、なんかタイミング合わなくて劇場まで観に行けなくって…サンキュー、アマゾンプライムビデオ…
で、観たんだけど、うん、なんか…ちょっと微妙だったな…
全体的に今の子供向けにしたいのかギャバンやデカレンジャーが好きだった大人向けにしたいのかよくわからん感じなのと、変身前の生身のアクションは確かにめちゃくちゃかっこいいんだけど、生身パートが長すぎて舐めプしてるように見えるのと、敵も味方も負う必要のないリスクを負ってるのもなんか、こう…微妙……初代ギャバンが2代目ギャバンに自分のレーザーブレードを託すシーンからの初代ギャバンの生身アクション＆2代目ギャバンvsマッドギャランの流れはめちゃくちゃ熱いしかっこよかったんだけど、まぁそんぐらいかな…
一応、クライマックスの妙に長い生身アクションパートは、敵施設地下には妨害電波があるため基地から変身スーツを転送できないって理由があるっちゃあるんだけど、妨害電波があるのは事前にわかってたんだから変身してから行けばいいのにっていう…戦隊的には敵ボスの前で変身するのがお約束なんだけど、デカレンのTVシリーズでは変身してから現場に駆けつける回が何回かあったので「お約束だから」って言い訳も変だし、本当何で変身せずに敵のアジトに乗り込んだんだろな…「生身でのアクションシーンが撮りたかったから」以外の理由が思いつかない…地下にいたのが雑魚兵士だけだったから良かったものの、もしボスクラスの敵がスタンバってたらどうするつもりだったんだろう…デカレンの戦闘中の名乗りシーンも、わー懐かしい！よりも先に何故このタイミングで…？ってなったし、なんか全体的にようわからんというか「お、おう…」ってなる演出が多かった。
あとボスとテツがマッドギャランの強さアピールの為の噛ませ犬になったのも悲しかった。まぁボスは犬だが…
もうデカマスターとデカブレイクが並んだ瞬間の「勝ったな…」感凄くてすげーワクワクしたのに、それを打ち破るマッドギャラン強すぎでは…？一体どうやって勝つのだ…？ってなったのに、結局そのマッドギャランをギャバンが1人で倒しちゃうもんな…（しかもボス＆テツ戦の時と違ってマッドギャランに有利な謎空間での闘いなのに！）
個人的脳内強さランキングは
ボス≧ギャバン＝バン≧テツ＞ホージーら4人
ぐらいかなぁって感じなんだけど、
劇中では
ギャバン（初代のレーザーブレード装備）＞マッドギャラン＞ボスとテツの2人がかり≧バン（ファイヤースクワッド装備）＞デカレンジャー（スワット装備）5人がかり＞ギャバン
って感じで、なんだかなぁって…てかバンと一緒にいたファイヤースクワッドの人らはどこ行ったんだ…マッドギャランの追跡はファイヤースクワッドの担当だったのでは…
それにロボ戦もすごいあっさりで、もうそれならやらなくてよかったのでは…って感じで残念。デカウイングロボ自体は好きなので出てきた時一瞬すごいテンション上がったんだけど…
あと、地球署が後進の育成も装備の更新もしてないのも大きな残念ポイント。
10イヤーズアフターで入れた後輩デカレンジャーが2人とも悪の手先だったから及び腰になってんのかどうかはわからないけど、TVシリーズから劇中でも10数年経ってる設定なのにメンバーも装備も同じなのはちょっと…
当時を懐かしむ同窓会作品としては正しいけど組織としてはヤバすぎるんだけど、もしかして各署にデカレンジャーは何人までって規則でもあんのかな…
てかまだ観てないけどキュウレンジャーとも繋がってんだよな…ってあれ？キュウレンジャーの宇宙ってデカレンジャーやギャバンの宇宙とは別じゃなかったっけ…どうなってんだ…
まぁそんな感じでなんかもやもやする映画だった。はちゃめちゃ楽しみだったから残念…でもアマゾンとかのレビューじゃ結構高評価なんだよな…うーん…
