「本当にやるのか…? 死神と戦う、人の死の運命に抗うという事がどういう事か身をもって知る事になるぞ…」


 あらすじ:リュウセイさんとケンが夏休みの宿題が終わらないので同級生に宿題写させてもらおうと街を徘徊・荒らしていた頃(48話)、カツジは南の島にバカンスに来ていた。そこでカツジは一人の少女、ヒナーノと出逢い惹かれるが言葉が通じない事による誤解からヒナーノを泣かせてしまう。そしてカツジの前に「死神」と名乗る男が現れる。死神はもうじき死ぬ人間の元に現れ、死んだ後魂を導くと言う。
 序盤はいつものギャグ展開と見せかけて死神が出てきてからのガチ展開(またvs死神戦のBGMがすごいかっこいい)、そしてラストと文句のつけようのない出来だった。まさかカブトボーグでここまでの神回が見られるとはな…普段荒唐無稽な展開ばかりだからか余計際立ってあれ…おかしいな…オレ……泣いてんのか……?(´;ω;`)
 そして残り2話。2話しかないのか…寂しくなるな


 49話の動画ページにカブトボーグDVD最終巻へのリンクが貼られていたんだけど、そこのレビューが素晴らしかった。

 素晴らしすぎたので引用すると、

カブトボーグは人生, 2008/4/19
By ハイ "ミドウ ハイ"
大げさではなく、私の人生、転換期をいくつか挙げるとすれば、カブトボーグ鑑賞前、
鑑賞後に分けられる。

鑑賞前は感動モノのアニメ、映画を観れば普通の感性で心が震えたし、涙も流すことが
出来た。名作と呼ばれるゲームをやってもしかり。

だが、本作鑑賞後、もうまともな感性はなくなってしまったが、それだけならまだいい、
もはやまともに他のアニメ、映画を観れなくなってしまったし、ゲームも出来なくなった。
登場人物の名前も覚えられなくなった。
映画館ですすり泣く声が聞こえるシーンでも、一人爆笑している自分がいるし、恋人
と死に別れる映画を観ても「復活まだ?」としか思わなくなってしまった。
ホラー映画を観ても本作の不条理の方が遥かに怖ろしいし、恋愛ゲームやっても
女の子は全部使い捨てにしか見えない。
皆で感動を共有し、語り合うことすらできなくなってしまった。


その代わり、「人生何とかなる、何とかならなくともどうにかなる」という妙な悟りが
生まれた。

本作は、人生における不条理、混沌を、作品内においてメタファーで表現するのではなく、
作品そのもの、映像の流れそのもので表現し、強烈に具現化した稀有なアニメだと思う。

私はこの作品に出会えた事に関して後悔していないし、鑑賞前の自分はもういらない。

鑑賞前の方に、是非一言言いたい。
ボーグバトル・・・それは熱きボーグバトラーたちの戦い。
ボーグバトル・・・それは人生の縮図、漢のロマンである!、 と。

 ちょっと極端な気もするけど、概ね同意と言うしかない。カブトボーグ…最高すぎるな…!






 土曜の夜から始まったアニメのFate境界線上のホライゾンの1話見てた。Fateすごいな…このシリーズはほとんど知らないも同然なんだけど(格ゲーをちょっとやった+本編を1時間だけやった程度)、特に置いていかれる事も無く普通に楽しめた。まぁ最初の雪国の城にいたおっさんと遠坂の親父と組んでた教会のおっさんが同一人物だと思っててしばらくは「??」ってなったけど。設定とかキャラ多いアニメだけどじっくり丁寧に説明してくれたお陰で2話以降もすんなり入れそうで楽しみ。
 ホライゾンは…ちょっと微妙?これもかなり込み入った設定が多そうなんだけどほとんど説明せずにいきなり始まったからすごい置いてけぼり感はあったけどアクションは良かったしもうしばらくは見てみようかなー多分ツイッターとか見ながらとか原作知ってる人の説明聞きながらとかなら割りと楽しめる…かも?


 あとはずっと切らしてたけど買いに行くのめんどいなー思ってたインスタントコーヒーの粉とか買いに行ったりクリーニング屋行ったり。休みの日はとことん引きこもるこのオレが近所のスーパーとは言え出かけただと…!?本当は絵も描くつもりだったんだけど筋肉痛やら前日の疲れやらガッツリ残っててダルすぎて何もする気になれなかったので描かなかった。うーんダメだなー…




血界戦線 2 世界と世界のゲーム (ジャンプコミックス)

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血界戦線 3 ―震撃の血槌― (ジャンプコミックス)

血界戦線 3 ―震撃の血槌― (ジャンプコミックス)

 2日に梅田行った時に買ったマンガその2と3。面白かったー。でも世界の危機クラスばっかじゃなくて3巻の頭にあったような無茶苦茶な日常話ももっとやって欲しいな。にしても3巻の作者コメントに書いてた「世界を鼻歌まじりに救っていく漫画です。」という表現は素敵すぎるな、いつか描いてみたいと思う程に。